豚の独り言

このサイトは、鬱病と闘う一匹の豚が日々感じたことや思ったことを無作為に書き綴っていきます。 極々限られた方にのみ公開しています。

一夜賢者になりたい。

一夜賢者になりたい。

過去は追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられ、
未来はまだ来ない。
だから、ただ現在の事を
ありのままに観察し、
動揺する事無く、
よく理解して、実践せよ。
ただ今日すべき事を熱心になせ。
明日、死のある事を誰が知ろうか。
かの死神の大群と
会わないわけはない。
このように考えて、熱心に
昼夜怠る事無く励む人、
このような人を一夜賢者といい、
寂静者、寂黙者と人は言う。

 以上の句は「一夜賢者の偈」と言われ、お経にもなっている言葉です。約2500年前にお釈迦様が説かれたと言われています。大愚和尚様が「一夜賢者経」を噛み砕いて説明して下さった文章を、転載させて頂きました。(無断です。申し訳ありません)
 我々は過去を生きる事は出来ず、未来を生きる事も出来ません。ただ、「今、ここ」を生きる事しか出来ないのです。過去にあった様々な事に心を病み、未来に起こるであろう困難や不安に気をとられ、本当に今なすべき事が出来ない……。人間誰しもそうだと思いますし、豚もそのまま当てはまります。
 しかし、過去にとらわれて今を生きる事が出来ないのは愚かで勿体ない事でありますし、未来の事に頭を悩ませても仕方が無い事だと言うのは理解出来ます。
 もしかすると、明日にも豚は死んでしまうかも知れません。心不全、脳内出血、交通事故など、豚に絶対に明日があるとは言えないんです。
 だから、「今、ここ」で、やるべき事をを精一杯やる。北斗の拳でラオウが「我が生涯に一遍の悔い無し」と言って絶命したのは、ある意味ラオウは一夜賢者だったんですね。良い悪いは別にして。(違っていたらごめんなさい)

 豚も小学校時代にはいじめられ、社会に出てからも仕事でした事をコンプレックスとして抱えてしまっています。また、人生の節目である結婚にも失敗し、人生の伴侶となる人との別れも経験しています。豚の鬱の最大の原因は伴侶との離婚にあるわけですが、相手の親に手酷く罵られ続け、仕事中に会社にまで何度も電話がかかってきて、その度に怒鳴られ罵られました。耐えかねて上司に電話を取って貰い「ここは会社で、今は仕事中だ」と言って貰いましたが、逆に「娘と仕事とどっちが大事か!」と上司にまで噛みついてしまい、会社にもいずらくなりました。それが半年間、毎日続いたんです。伴侶との離別と言うより、相手の親の言動が鬱になった原因です。
 豚も聖人君子では有りませんから、このような過去を一切忘れて「今を生きる」と言う事は出来ません。また、現在の生命線である障害年金をいつ切られるかと言う不安も常に頭の中にあります。弟や親の介護など、考えれば切りがありません。
 でも、事ある毎にこの「一夜賢者の偈」を思い出し、読み返し、実践して行ければ、きっと現状はもっと良くなるはずです。過去を恐れず、憎まず、未来に怯えず、今をしっかり見つめて精一杯の事が出来れば、或いは鬱も寛解して社会復帰も叶うかも知れません。

 理想で終わらせる事無く、一夜賢者になってみたいと真剣に思います。

 午後7時45分



wpmaster