豚の独り言

このサイトは、鬱病と闘う一匹の豚が日々感じたことや思ったことを無作為に書き綴っていきます。 極々限られた方にのみ公開しています。

裁判員制度。

裁判員制度。

 このブログを見てくれている方の中には裁判員に選ばれたことがある人は居るのでしょうか?
 豚は裁判員制度が始まった初期に、裁判員への要請通知が届きました。勿論、自身が鬱の酷い状況なので、とても人を裁く重責には堪えられないと、返信しました。裁判員になった場合には守秘義務が発生し、裁判員になったことすら人に話してはいけないと言う旨の事も書かれていました。どの事件の裁判員に選ばれたのかは書かれていませんでしたが、当時は司法書士を目指していたのもあり非常に興味を引かれたのも事実でした。でも自信の面倒も見切れない状態で、他の人の一生を左右するような事はとても耐えられませんでした。
 あれ以来、裁判員への要請は来たことがありません。無論、今もし要請が届いても、お断りするしかないのですが……。司法制度に非常に興味はあるのですが、逆転裁判をプレイするノリで人を裁くことは出来ませんし。

 それに裁判員制度自体にも問題があると思います。裁判員は第一審の地裁での判決に関わりますが、日本は三審制で殆どの加害者は控訴・上告します。高裁・最高裁での判断は本職の裁判官しか行えないので、物凄い重責を掛けられた裁判官の意見は呆気なく翻されててしまうことはしょっちゅうです。これでは裁判員なんて馬鹿らしくてやってられないと言う意見が出て当然だと思います。しかも仕事を休んでまで出廷し、審理しなければならないのですから。多少の手当が支給されても決して割に合うものではありません。しかし、基本的には裁判員に選ばれた場合は、正当な理由がない場合には拒絶することは出来ません。国民の義務に組み込まれているからです。それならば、高裁・最高裁での判決にも裁判員の意見を尊重した判決が下されるようになるべきだと豚は考えます。
 勿論難しい法律論は専門職である裁判官しか扱えないのは事実だと思います。しかし、国民感情を取り入れると言う趣旨で始まったのですから、それは尊重して貰わないと、わざわざ仕事を休み、守秘義務を守って裁判員をしてくれた人ちは報われないと思うのは豚だけでしょうか。

 本当のところ、豚は鬱が寛解すれば裁判員になってみたいと言う気持ちがあります。興味本位が無いと言えば嘘になりますが、司法制度を理解するのにこれ以上の機会はないからです。勿論、加害者を断罪すると言う本来の目的は忘れては居ません。その結果、冤罪だった場合には心に傷を負うこともあるでしょう。そう言ったことも含めて、人生で一度は裁判員を経験してみたいと思うのです。

 午前10時49分

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