豚の独り言

このサイトは、鬱病と闘う一匹の豚が日々感じたことや思ったことを無作為に書き綴っていきます。 極々限られた方にのみ公開しています。

麻薬の怖さ。

麻薬の怖さ。

 田代まさし容疑者が、5回目の逮捕をされました。ここ数年、ダルクの職員として働いて、麻薬の怖さを啓蒙して居たのに、やはり麻薬には勝てなかったか……。

 実は豚も覚醒剤に近い物を使っていたことがある。と言っても合法で「リタリン」という中枢神経興奮剤だ。正規に処方された物なので違法性は全くないが、効果は覚醒剤のそれとほぼ同じらしい。数日眠らなくても平気だし、食欲は失せて確かにダイエットによく効く。薬が効いている間はまるで自分がスーパーマンになった様な気持ちになり、何でも出来ると自信も満々になる。心も体も軽くなり、鬱病であるのを忘れてしまうほどに行動できた。

 しかし、その薬を合法で有ることを良いことに密売したり乱用したりする者が出てきて、遂に厚労省は「ナルコレプシー」以外の適用を違法としてしまった。
 かれこれもう十年くらい前になるが、恐ろしいことに今でも豚はリタリンを服用していた時のことがフラッシュバックして、無性にリタリンが欲しくなることがある。今は鬱病でリタリンを服用すると「麻薬等向精神薬取締法違反」で逮捕案件なので、それはできないが、ネットで一錠数百円で売られているのを見ると、悪い心が出てきそうになる。正にリタリンは「合法覚醒剤」だったと思う。

 今でも鬱の波に呑まれた時はリタリンが欲しくなるが、これは脳がリタリンの快楽を憶えているんだなと怖くなる。

 だからといって田代まさし容疑者を擁護するわけでは無いが、自分の意思ではどうしようも無い程にむしばまれていたんだなと少しだけ同情する。

 豚もリタリンが突然に処方禁止になった時は、物凄く苦しんだ。全く動けなくなったし、リタリンが欲しくてのたうち回ったほどだった。家族の協力もあり何とか豚はリタリンの魔の手から逃れることが出来たが、未だにフラッシュバックが起こるほどなので、決して油断はしてはいけないと心に銘じている。

 リタリンがあったら、今でも働けるのになぁと思うけど、それは元気の前借りをしているだけで、根本的な鬱の解決になっていない。豚は地道に鬱を治療していこうと思っている。

 午前1時59分

wpmaster