PC-9821RaⅡ23、CF化成功。

 今日届いたCF化キットの2GBのCGを外して、別途購入した4GBのCFをセットし、本体に実装しました。最初は認識しないトラブルが有ったものの、基板にIDEケーブルがきっちり刺さっていなかったというケアレスミスでした。
 後はWindows95のセットアップ起動ディスクでfdiskをかけ、領域を確保。再起動後にformatコマンドでフォーマット。そしてWindows98起動ディスク(フロッピー)から起動して、CD-ROMドライブにはWindows98のCD-ROMをセットして再起動。後は手順に従って普通にインストールが完了しました。
 やはりHDDでインストール出来なかったのは、不良セクタが有ったためだと断定出来ました。

 次にWindows2000のCD-ROMをセットして、Windows上からセットアップしました。しかし、ブルースクリーンが出て断念。Windows98でVisual Studio 6.0をインストールして使うことにしました。
 で、VS6.0のインストールですが、肝心のプロダクトIDが見つかりません。21年前にマイクロソフトから送られてきたMSDNのVS6.0だったのですが、納戸やら腐海に没しているパソコン部屋を引っかき回して、ようやく発見しました。

 やっとの思いでVS6.0をインストールを完了し、PC-98でVC++6.0が使える環境が整いました。
 早速プロジェクトを作成して、Hello C++ World!を表示するコードを書いてみました。ちゃんと「using namespace std;」が使えるかどうかも確認し、無事にコンパイルも通りました。

 もう21年も前にリリースされたコンパイラです。豚が27歳の頃ですから、離婚した次の年ですね。丁度プログラマも辞めて、無職のプー太郎になった年です。いや、実際には親の会社の取締役と言う役職に就いていましたが、まぁ鬱真っ盛りで、自殺未遂なんかもやらかしたりしていた頃です。もうプログラムを書くことは無いと、持っていた資料や開発環境なんかを処分してしてしまった頃でもあります。よくVS6.0が残っていたなと思います。そのお陰で、今、資料を集めるのに苦労している訳ですが……。自業自得ですね。

 取り敢えずこれで、先日購入したMFCのリファレンスやC++の書籍を有効に活用することが出来ます。
 ちなみにPC-98RaⅡ23は、標準でLANポートが搭載されています。ですが、Windows98のサポートが切れて久しい今、敢えてネットには繋がない様にスタンドアロン環境で使っていくつもりです。新しいC++の規格に対応さえしていれば、DOS環境でも良かった位です。リビングのPCとソースをやりとりするときにはフロッピーディスク経由になってしまいますが、それで十分でしょう。

 と言うわけで、これからC++とMFCプログラミングを本格的に勉強していきます。

 午後11時03分

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