弟が入院……。

 弟が入院しました。数日前から調子が悪かったのですが、抗生物質と癲癇発作の薬の相性が悪いのか、二四時間中二三時間は眠っている状態で、薬や食料はおろか水さえ飲ませるのが難しくなりました。酸素量も80前後を行ったり来たりでした。
「自宅でこれ上介だとするのは無理」だと判断したので、最寄りの大きい病院(東大阪市立療センター)の救急外来へ連れて行きました。
 午前9時に病院へ入ってそれからメチャ無茶長時間待っていました。他に患者さんが居ないのに、中々診察してくれず……。そのうちに弟が痰が絡んで苦しそうになり、急いで看護師さんを呼んで、痰吸引をお願いしました。
 処置室に連れて行かれたものの、中々出てこずに、一時間くらいしてから点滴やら心電図やらの装置をつけられて、「今からCTの撮影に行きます。」と言ってストレッチャーに乗せられて撮影室へ。

 そして帰ってきたので先生に「CRPの値は幾らですか?」と尋ねたのですが、11.28と言う物凄い数値が出てきました。
 結果は「即入院」。但しコロナの可能性もあるので、「一度ごちゃ混ぜにしてPCR検査を受けて陰性だったら一般病棟へ移る」という話でした。
 昨日は弟の入院に必要な物を持参した時に、リモートで様子を見せて貰いました。やはり眠ったまま反応はありませんでした。

 退院までにはどれくらいの期間が掛かるかは、「まだはっきりとお答えできない」と躱されてしまいました。
 今は鼻から細いチューブを胃まで入れて、そのチューブから水分や薬、を流しているので基本的に誤嚥する心配は無さそうです。
 その前に、弟の心が折れてしまわないか、そこが心配です。
 物凄くさみしがりやで、精神年齢は二歳児くらいなので、目が覚めた時に周りに誰も知っている人が居ないと、我慢できないんではないか?と心配しています……。

やっと一息……。

 昨年末から始動し、先月24日にようやく家庭裁判所から弟の成年後見人を指名され(親父)、6月14日に後見監督人である弁護士と接見するまで、怒濤の如くの毎日を送ってきました。
 特に親父が成年後見人に指名されてから豚が弁護士との接見するまでの間は、様々な書類を作成してはダメ出しされ、何度も作り直してようやくOKを貰いました。それこそ弟の介護以外の時間はずっとPCに向かって、慣れないExcelとWordを勉強しながら何とか使って、各種報告書や目録などを作成していました。

 次回接見は来年の1月20日で、またそれまでに収支や報告書などを作成しなければいけないので、あと数ヶ月したらまたしんどい日々が始まります。

 今まで気合いを入れすぎていたせいなのか、OKを貰ってからはドドッと疲れが出てきて、鬱の波にも襲われました。今もまだ鬱状態から抜け出せずに、毎日精神的にしんどいです。
 この期間にレトロゲームのエミュレータ機を2台購入しましたが、まだパッケージも開封していない状態で積んであります。そろそろ触ってみようかなと思っているのですが、鬱状態だからなのか何もする気が起こらず、毎日を無駄に過ごしています。

 またやりかけの黎の軌跡も放置しているので、そろそろクリアしなくてはいけません。とは言ってもまだ序盤までしか進んでいませんが……。
 そんな中、黎の軌跡Ⅱを予約してしまいました。9月29日に発売なんだそうで、前作が発売されてから丁度一年になります。豚は黎の軌跡を購入してから殆どPS5を触っていません。軌跡シリーズで半年以上放置していたのは、この作品が初めてだと思います。

 後はSteamで購入したドラゴンクエストⅪSも、やりかけで放置しています。黎の軌跡とドラクエⅪSは、五一歳の誕生日を迎えるまでにクリアしたいと思っています。
 とは言え最近豚の弟の介護時間は、深夜から翌午前中迄なので、ゲームで遊ぼうと思ったら睡眠時間を削るしか有りません。今でもよく寝て四時間睡眠、大抵は二~三時間で起きてしまうので、万年寝不足気味なのですが……。

 後見人の申し立て書類や審判決定後の報告書作成などで使うために、インクジェットプリンターを購入しました。Canonのフラッグシップ機で、価格は4万円台。当然豚の自腹です。
 そしてインクを使い切ってしまったので、純正のインクカートリッジを購入しました。これが1万2千円も掛かりました。インクだけで1万円突破……。何だか新機種が出る度にインクの値段が跳ね上がっているような気がします。当然インク代も豚の自腹です。弟に請求しても恐らく後見監督人に認めて貰えないでしょうから……。合計5万円ちょっと。豚にとっては物凄く痛いクリティカルヒット級のダメージになりました。

 C言語もPythonも勉強したいし、作りかけのゲームも少しでも進めたいし……、やることは沢山ありますが、時間とやる気が付いてきてくれません。

 またボツボツ頑張って行こうと思います。

弁護士との話し合い。

 14日に後見監督人である弁護士との話し合いが有ります。今の状況を「僕を納得させて下さい。」と厳しいことを言われているので、どうやってプロの弁護士を法的に納得させようかと悩んでいます。
 問題になっているのは弟の預金通帳。弟も重度障害者なので所得は障害年金しかあり得ません。しかし、親が将来のためにと弟の通帳に貯金をしてあげていた事が仇になりました。しかも成年後見人がつくと後見人以外には一切弟の貯金を触れなくなるので、そうなる前にとほぼ全額引き出しているのです。
 ここで弁護士から厳しい突っ込みが。「このお金(通帳に入っていたお金)が本人のものではないと言う証拠は?」「もし弟名義で親が貯金をしてあげていたとなると、贈与税がかかってくるのだが?」「このお金が親のお金だという証拠は? お金の出所と使い道をきっちり証明して下さい。」との事を言われ、それを14日に面談するまでに答えを用意しておかなければなりません。
「子供のために親が子供名義で貯金をしてあげているなんて、どこの家庭でもあること」という言い訳は一切通用しませんとの事。この証明をきっちりしなければ、後見監督人として報告書を認めるわけにはいかないし、このまま通してしまうと弁護士である監督人のクビが飛んでしまうとのこと。

 親亡き後、弟が困らないようにと貯金してあげていた事が、こんなことになるなんて……。もし贈与税がかかると、この6月から贈与税が大幅に上げられたので、半分以上国に持って行かれてしまいます。

 どうしたものか……。非常に悩んでいます。