腐海の深部に行ってきた。

 現在、豚の自宅は腐海に呑み込まれつつあるのですが、その最深部である寝室にほぼ半年ぶりに行ってきました。
 寝室は綺麗なのはベッドの上だけで、床にはペットボトルや空き缶や猫の吐瀉物等が散乱しています。
 その中を川口浩探検隊の如く分け入って、以前に購入していたPC-8801FAと飯山のダイアモンドトロンモニタを設置。キーボードにはリアルフォースを接続して、何とか稼働できる状態にしてきました。
 黒猫のさつきが我が家に来るまでは、ペットボトルは袋に入れて回収日に出せる体制でしたし、空き缶も同じく分別して置いていました。
 しかしさつきはそれらを片っ端から袋を破って床に散乱させ、机上にある物はほぼ全て床に落とされ、あっという間に足の踏み場も無い状態に荒らしてくれました。
 それはもう片付ける意欲を喪失させるには十分な荒らしようで、豚も滅多に足を踏み入れない部屋になってしまいました。

 PC-8801FAの設置と動作確認は問題なかったので、明日以降は階下にあるPC-8801用のフロッピーディスクを全て寝室に運ぶ予定です。
 久しぶりにZ80のコードを書きたくなったのと、もう30年近くZ80のコードを書いていないので殆ど忘れているので、復習を兼ねて遊んでみるつもりです。
 寝室の片付けは現在鬱の具合が余り良くないので、少し回復してから少しずつ片付けていこうと思っています。それまではゴミの山に埋もれて遊ぼうと思っています。

 それからもう一台ミニPCを設置予定で、こちらには28インチの飯山製モニタを繋ぎ、ニンテンドースイッチや初期型PS3、それに先日購入したPC-8001のミニPCを繋いで遊ぼうと思っています。

メルカリで売られていた物の写真を拝借しました。

豚は高校時代に入手して、アセンブラを学ぶ際に最も使用した書籍が上の写真のリファレンスです。確か当時の売価は2,000円以内だったと思うのですが、何故かプレミアが付いてしまって、メルカリでは6,000円の値がつけられていました。
 豚が再入手した時は3,000位でしたので、物凄く高くなっています。
 この書籍はペーパーバックなので、表紙こそはしっかりしていますが、中身はわら半紙に印刷された様な感じになっています。
最近、何でもかんでも昔のものにはプレミアがつけられているような気がします。今となっては貴重なものですので、ある程度は仕方が無いのかも知れません。
 豚も当時の書籍を処分するんじゃ無かったと、今更ながらに後悔しています。

PC-88の資料入手。

今回入手した資料

 先日、ヤフオクで偶然見つけて入札しておいたPC-8801関連の資料を、無事落札する事が出来ました。
 豚が予想していたよりも全然値段が上がらなくて、予定金額の半分以下で落札されていました。
 昔、「PC-8801mkⅡSRハードウェアを知る」「PC-8801mkⅡSRソフトウェアを知る」(何れも秀和システムトレーディング)という資料が欲しくて、高校の卒業旅行がてら東京の神田神保町の古書店で探し回った経験があるのですが、結局その時は入手出来なくて何故か地元大阪の日本橋電気街にあるニノミヤ無線の在庫処分のワゴンの中で見つけたと言う事がありました。
 そこまでして欲しかった資料でしたが、結婚時に新居に引っ越す際、思い切って処分してしまいました。
 あれから早25年、まさか今でもレトロPCが好きで、特に思い入れのあるPC-8801mkⅡSRを入手してプログラムを書こうと思うなんて、想像も出来ませんでした。
 結局豚はC/C++でも8086でもなく、Z80で限られたメモリに工夫してコードを書くのが好きなんだなと改めて認識しました。
 それで離婚後はジャンクのPC-98シリーズやPC-8801mkⅡSR以降のシリーズをオークションで買い漁り、部品取りして使えるマシンを作って、家中レトロPCの抜け殻墓場状態にしてしまいました。最近専らの住居にしているリビングだけでも11台のレトロPCを積み上げてあります。

 さて、まだこの書籍は発送されていませんので、中身がどんな物かを知る事は出来ないのですが、タイトルからして豚が望んでいる物だと信じています。
 先日、「PC-8801mkⅡSRゲームプログラミング」を書かれた日高徹先生から「PC-88でのプログラミングを楽しんでいますか?」とメールを頂いたのですが、「中々ハードウェアの資料が揃わず、まだ一つもプログラムを書いていません。」と言う残念なお返事をお送りする事になりました。
 この書籍が届いたら、いよいよ数十年ぶりにZ80のコードを書こうと思います。この書籍は来週の半ば頃到着予定です。今から凄く楽しみです!