みんな大変なんだなぁ。

 昨夜から徹夜で、弁護士に提出する7月分の資料を作っていました。早い話が帳簿なのですが、家計簿的な物で良いと言われているので、市販されている家計簿のソフトを購入して使用しています。
 自由度が高いソフトなので、デフォルトでの使用が気に入らなかったら自由に改変できるような仕様になっており、それが故にどう使って行けば良いのか分からずに、一般の主婦でも気軽に使えると評判の家計簿ソフト相手に、必死で格闘していました。
 本当はエクセルで作ってしまった方が、もっとシンプルで痒いところに手が届く帳簿を作成出来るんだとは思うのですが、情けないことに今までの人生でエクセルを使ったことは殆ど皆無なので、何をどうして良いものやらサッパリわかりません。
 エクセルやワードやパワポと言ったオフィスソフトは、今の時代使えて初めて最低ラインらしく、使えないと新卒の就活でさえ大変だとのこと。VisualStudioでC++のコードを書いてアプリを作ることは出来ますが、Officeは本当に苦手です。でもこれを機に苦手を克服出来るチャンスかも知れないと思い、入門書を買い込んで初めから勉強する準備は整えました。
 弁護士に提出資料は最終的に裁判所に提出されるので、結構お堅い決まりがあれこれあるようです。でも今から勉強していてはとても間に合わないので、今回の資料に関しては市販ソフトを使って作成しつつ、空き時間にエクセルやワードも使えるように勉強していこうと思っています。

 豚は今年になってから、両膝の関節を痛めた際に半月板も損傷しているかも知れないと言う怪我をし、オマケに膝のお皿の骨片が関節内部に残ってしまっている状態です。只でさえ肥満で膝関節には並々ならぬ負荷を掛けているのに、怪我で決定的なダメージを与えてしまいました。
 治療には手術しか無く、それも一月ほどは入院生活を送らねばならないという事です。それはとても無理な事なので、痛みと共に生きていくこと選択しました。最悪の場合、これが原因で寝たきりになる恐れもあると警告されていますが、兎に角今をやり過ごすためには仕方がありません。
 そしてその数週間後には、左胸肋骨の骨折をし、あちこち痛みを抱えながら生活していました。利き腕の右腕は介護による悪化で「テニス肘」になってしまうし、碌な事が無いなと思っていました。
 そんな矢先、弟が誤嚥性肺炎で入院。母親は今年に入ってから急激に弱り、以前の様に親父と母親と豚の3人体制で弟の介護に当たることは難しくなってきました。母親に介護が必要な状態になりつつあります。
 親父は相変わらずワンマンだし、もう家庭崩壊寸前です。そんな感じで、「何で豚だけこんな目に遭うんだろう……。」と思っていましたが、実は友人の方が遙かに大変な環境になっている事が最近わかり、「うちだけでじゃなく、みんな大変なんだなぁ……。」と思える様になりました。現状の深刻さで言えば豚よりも友人の方が、数倍大変な状況に有ります。でも愚痴らず、自分自身も大変な状態なのに前を向いている友人は、本当に尊敬してしまいます。しかも豚と同じ鬱病を長年患っているにも関わらずです。(勿論鬱の発症状況は大きく違いますが。)

 そんなこんなで落ち込んでいる場合では無いと奮起し、またパソコンに向かう日々を送っています。今作っている帳簿と翌月の予算も作成しなければいけないし、その他にも報告書を多数作成する必要があります。フォーマットは裁判所のサイトにあるのですが、全てWordやExcelで作成されており、オフィスの操作が必然的に必要な状態です。次回の弁護士との打ち合わせは年明けの一月半ばです。それまでの全ての帳簿と資料を揃えて来るようにと弁護士に指示されているので、まだ暫くは忙しい生活からは抜け出せそうにありません。

 あと半年弱、頑張ろうと思います。(半年後に順調良く弁護士が離れても、今度は裁判所と直接書類のやり取りをする必要が出てくるので、親父が弟の成年後見人である間は豚の忙しさは変わることがないかも知れません……。)

やっと一息……。

 昨年末から始動し、先月24日にようやく家庭裁判所から弟の成年後見人を指名され(親父)、6月14日に後見監督人である弁護士と接見するまで、怒濤の如くの毎日を送ってきました。
 特に親父が成年後見人に指名されてから豚が弁護士との接見するまでの間は、様々な書類を作成してはダメ出しされ、何度も作り直してようやくOKを貰いました。それこそ弟の介護以外の時間はずっとPCに向かって、慣れないExcelとWordを勉強しながら何とか使って、各種報告書や目録などを作成していました。

 次回接見は来年の1月20日で、またそれまでに収支や報告書などを作成しなければいけないので、あと数ヶ月したらまたしんどい日々が始まります。

 今まで気合いを入れすぎていたせいなのか、OKを貰ってからはドドッと疲れが出てきて、鬱の波にも襲われました。今もまだ鬱状態から抜け出せずに、毎日精神的にしんどいです。
 この期間にレトロゲームのエミュレータ機を2台購入しましたが、まだパッケージも開封していない状態で積んであります。そろそろ触ってみようかなと思っているのですが、鬱状態だからなのか何もする気が起こらず、毎日を無駄に過ごしています。

 またやりかけの黎の軌跡も放置しているので、そろそろクリアしなくてはいけません。とは言ってもまだ序盤までしか進んでいませんが……。
 そんな中、黎の軌跡Ⅱを予約してしまいました。9月29日に発売なんだそうで、前作が発売されてから丁度一年になります。豚は黎の軌跡を購入してから殆どPS5を触っていません。軌跡シリーズで半年以上放置していたのは、この作品が初めてだと思います。

 後はSteamで購入したドラゴンクエストⅪSも、やりかけで放置しています。黎の軌跡とドラクエⅪSは、五一歳の誕生日を迎えるまでにクリアしたいと思っています。
 とは言え最近豚の弟の介護時間は、深夜から翌午前中迄なので、ゲームで遊ぼうと思ったら睡眠時間を削るしか有りません。今でもよく寝て四時間睡眠、大抵は二~三時間で起きてしまうので、万年寝不足気味なのですが……。

 後見人の申し立て書類や審判決定後の報告書作成などで使うために、インクジェットプリンターを購入しました。Canonのフラッグシップ機で、価格は4万円台。当然豚の自腹です。
 そしてインクを使い切ってしまったので、純正のインクカートリッジを購入しました。これが1万2千円も掛かりました。インクだけで1万円突破……。何だか新機種が出る度にインクの値段が跳ね上がっているような気がします。当然インク代も豚の自腹です。弟に請求しても恐らく後見監督人に認めて貰えないでしょうから……。合計5万円ちょっと。豚にとっては物凄く痛いクリティカルヒット級のダメージになりました。

 C言語もPythonも勉強したいし、作りかけのゲームも少しでも進めたいし……、やることは沢山ありますが、時間とやる気が付いてきてくれません。

 またボツボツ頑張って行こうと思います。

弁護士との話し合い。

 14日に後見監督人である弁護士との話し合いが有ります。今の状況を「僕を納得させて下さい。」と厳しいことを言われているので、どうやってプロの弁護士を法的に納得させようかと悩んでいます。
 問題になっているのは弟の預金通帳。弟も重度障害者なので所得は障害年金しかあり得ません。しかし、親が将来のためにと弟の通帳に貯金をしてあげていた事が仇になりました。しかも成年後見人がつくと後見人以外には一切弟の貯金を触れなくなるので、そうなる前にとほぼ全額引き出しているのです。
 ここで弁護士から厳しい突っ込みが。「このお金(通帳に入っていたお金)が本人のものではないと言う証拠は?」「もし弟名義で親が貯金をしてあげていたとなると、贈与税がかかってくるのだが?」「このお金が親のお金だという証拠は? お金の出所と使い道をきっちり証明して下さい。」との事を言われ、それを14日に面談するまでに答えを用意しておかなければなりません。
「子供のために親が子供名義で貯金をしてあげているなんて、どこの家庭でもあること」という言い訳は一切通用しませんとの事。この証明をきっちりしなければ、後見監督人として報告書を認めるわけにはいかないし、このまま通してしまうと弁護士である監督人のクビが飛んでしまうとのこと。

 親亡き後、弟が困らないようにと貯金してあげていた事が、こんなことになるなんて……。もし贈与税がかかると、この6月から贈与税が大幅に上げられたので、半分以上国に持って行かれてしまいます。

 どうしたものか……。非常に悩んでいます。